とびだせどうぶつの森 QRコード置き場

ここにはおもに『とびだせどうぶつの森』、『GirlsMode4』でネオジオキャラになりきるためのマイデザイン用QRコードやコーディネイト案、それにSNK関連の二次創作テキストなどを置いています。髪型や髪色、瞳の色については『とびだせどうぶつの森』の攻略Wikiを参照してください。

考察:ビリーの出身地

 あくまでも個人的な考察。

 ビリーたちの両親は、おそらくイギリスの労働者階級の人間だったのだろう。生家はあまり裕福ではなかった。
 ビリーは1966年生まれで(67年表記のムックもあるが)、8歳差の妹リリィが生まれたのは1974年。かねてより国内景気が落ち込んでいた70年代なかばのイギリスでは、オイルショックの直撃を受けて失業率が上昇していた頃だった。この時、ビリーの両親もまた職を失い、イギリスよりはまだ光明の見えたアメリカへと、親類を頼って移住することになる。
 ところが、70年代後半からアメリカでも急激に失業率が上昇し、移民であるビリーたちの生活はさらに困窮していく。そんな中、両親が相次いで倒れ、この世を去ったことで、ビリー少年は幼い妹リリィをかかえて生きていかなければならなくなった。

 数年後、ビリーはサウスタウンの工場ではたらいていた。公式の設定によれば、この頃ビリーは、工員同士の些細ないざこざから始まったケンカで、鉄パイプ1本を武器に数十人の同僚たちを病院送りにしている。この騒動をきっかけに、ビリーは工場のオーナーであったギース・ハワードに見出され、その用心棒としてスカウトされることとなる。
 それ以降のビリーについてはゲーム内で見られる通り。

 ビリーの出身地データが、『餓狼伝説2』まではアメリカだったのに対し、『餓狼SP』以降ではイギリスに変更されている。ふつうに考えれば、これは単純に製作サイドのミスか、もしくは「あれはなかったことに」的な変心だろう。
 ただ、この変更にどうにかストーリー的な理由をつけるとするなら、生まれはイギリス、育ちはアメリカという過去を持つビリー自身が、そのあたりのことに関してわりと無頓着だったから、としておくのがいいような気がする。すなわち、ギースが主催するKOFへの参加に当たって運営に提出する書類を書く際、
「誕生日は12月25日、出身地アメリカ、好きなもの……」
 と軽々に記入して迂闊なミスをし、のちにクラウザーが主催するKOFに参加する際に、
「誕生日が12月25日で出身地はアメリカ――あ? そういやオレ、ガキの頃はロンドンに住んでたよな。アメリカ出身じゃなくてイギリス出身か。ま、次回から直せばいいよな。いまさら訂正とか面倒だし」
 というようなノリだったのではないか。

KOF』出演後、いくつかのQ&Aなどで、「リリィとギースを天秤にかけた場合、ビリーはギースを選ぶ」というSNKからの回答があったが、そもそもビリーがアウトローの道へ踏み込んでいった原因がリリィを守るためであったことを考えると、ギースのためにリリィをあっさり斬り捨てるというのは本末転倒であり、やや考えにくい。リリィに重きを置きつつも、ギースもまた重要な存在だと認識している、というほうがビリーらしい。
 一方、ギースもそれは心得ていて、リリィという弱点を持ち続けるビリーを笑いはしても、「この世界で成り上がるためには妹を捨てろ」というようなことはいわなかっただろうし、おそらく人手を割いてでもリリィの警護をさせていたのではないかと思われる。