『Mr.ロジャースに手作りパイを』 作品解説
毎度おなじみ、ラルフ&怒チーム。ベースになっているのは『12』のファイターズプロファイル用に考えたネタだったが、怒チームの3人はおたがいに連動したストーリーにしようと考え、結果的に没にした。ラルフが偽名として名乗っているテリー・ロジャースというのは、『ファイヤー・スープレックス』に登場する主人公レスラーの名前で、プロレス団体SWFに所属している。おそらくプロレスファンのクラークがノリで提案したものをそのまま名乗ったのだろう(世界観としては、『ファイヤー・スープレックス』はライデンを介して『餓狼伝説』とつながっている)。
作中に登場する対爆ダストボックスがどういうものなのか、現物を見たことがないのでよく判らないが、個人的にストックしておいた液体窒素で爆発物に対処するというのは、大雑把なラルフには似つかわしくない。それよりはゴミ箱に放り込んでおいて爆発するに任せる、というほうがお似合いだろう。