仕事メモ
今からもう10年以上も前(おそらく2007年頃)、SNKプレイモアのケータイサイトで連載していたいわゆるケータイ小説で、ベースにしているのは『リアルバウト餓狼伝説スペシャル』。現在はケータイサイト自体がサービスが終了しており、アーカイブもないので読…
2002年3月発売。ネスツ編完結ということで、上下2巻組。当時はすでに旧SNKは倒産しており、イオリス+ブレッツァソフトによる開発となっていたが、とにかくネスツ編に関しては明らかになっていない設定や語られずに終わっている伏線が多く、その一方でその…
2001年1月、3月発売。1998年と同じシリアスとコミカルの2本立て。当時、取材のために有明にあったアルゼを訪れ、ネオジオ本体でMVSカートリッジを動かしているのを目撃したのが印象に残っている。Magic Keyなどと呼ばれるシロモノだったのだろうと思うが…
1999年11月発売。『'99』はこれ1冊。ネスツ編開幕のエピソードということで、当然のようにK’チームを主人公に据えている。執筆時には京と庵が隠しキャラで続投していることも判っているが、せっかくなのでクローズアップはせず、あくまで新キャラたちに比重…
1998年10月、11月発売。1998年は、確かリリース前にSNKに取材に行き、当時のスタッフのかたがたとお話をさせていただいたのを覚えている。その時点では、『'98』はストーリー的には完全なお祭りということが判明しており、どうノベライズしたものか悩んだが…
1999年3月発売。『月華』シリーズ第1弾のノベライズだが、実際には『第二幕』のネオジオCD版の発売に合わせて上下巻を同時刊行した覚えがある。そのため、カバーイラストは2冊並べてひとつの絵になるようなものを戸橋先生にお願いした。『KOF』とくらべて…
1997年3月発売。『’96』の直後、すぐにでもSNKのノベライズを書きたくて、同じ年の暮れにリリースされた『サムスピ』新作にも手を出した。ただ、せっかくの『天草』であるにもかかわらず、新キャラの風間兄弟はさほど登場せず、ぼくの趣味が前面に押し出さ…
1997年11月、12月発売。ノベライズは基本的にゲームの発売日に合わせて発行するものだが、『KOF』シリーズに関しては、ネオジオCD版の発売日が基準になっていた。具体的にはその年の12月に刊行するのが目安だが、毎年夏に稼働するシリーズのノベライズを4か…
1996年11月発売。そもそもぼくがゲームノベライズをするようになったのは、ゲーメストZ文庫(新声社)というレーベルを立ち上げる際、書き手のひとりとしてお呼びがかかったことがきっかけだった。そこで創刊ラインナップのひとつとして『餓狼伝説3』をや…
東京ゲームショウ2007 『KOF MI』生アフレコ ナレーション (前塚氏) 「2007年9月22日、サウスタウンのとあるバー。……そこに数人の男女が集い、秘密の会合が開かれたという」 何やらムーディなバーを思わせるBGM。そこにからんころんとドアベルの音を鳴…
武運つたなくサービス開始から2か月たたずにサービス終了が決定した『絆』。ぼくは製作会社のほうから『サムスピ』を知らない新規ユーザー層にアピールすることを目的としたテキスト執筆を依頼されていた。その一環として、難しい文章表現は避ける、かわら…
前提1:『サムスピ絆』は、週に3階、かわら版と称してアイコン+セリフによるキャラ同士の掛け合いが公開されていた。 前提2:月替わりで『初代』→『斬紅郎』→『剣客伝』→『真』……という順でバックストーリーが変わり、かわら版もそれに合わせたものになっ…
前提1:『サムスピ絆』は、週に3階、かわら版と称してアイコン+セリフによるキャラ同士の掛け合いが公開されていた。 前提2:月替わりで『初代』→『斬紅郎』→『剣客伝』→『真』……という順でバックストーリーが変わり、かわら版もそれに合わせたものになっ…
前提1:『サムスピ絆』は、週に3階、かわら版と称してアイコン+セリフによるキャラ同士の掛け合いが公開されていた。 前提2:月替わりで『初代』→『斬紅郎』→『剣客伝』→『真』……という順でバックストーリーが変わり、かわら版もそれに合わせたものになっ…
前提1:『サムスピ絆』は、週に3階、かわら版と称してアイコン+セリフによるキャラ同士の掛け合いが公開されていた。 前提2:月替わりで『初代』→『斬紅郎』→『剣客伝』→『真』……という順でバックストーリーが変わり、かわら版もそれに合わせたものになっ…
前提1:『サムスピ絆』は、週に3階、かわら版と称してアイコン+セリフによるキャラ同士の掛け合いが公開されていた。 前提2:月替わりで『初代』→『斬紅郎』→『剣客伝』→『真』……という順でバックストーリーが変わり、かわら版もそれに合わせたものになっ…
前提1:『サムスピ絆』は、週に3階、かわら版と称してアイコン+セリフによるキャラ同士の掛け合いが公開されていた。 前提2:月替わりで『初代』→『斬紅郎』→『剣客伝』→『真』……という順でバックストーリーが変わり、かわら版もそれに合わせたものになっ…
ss17「Le Pucelle de Poison――上海にて」初出:2008/02/07 『MIA』特設サイト 「爪痕」のラスト近くで、アッシュが邂逅した謎の女(=笑龍)に「シェン・ウーさま……」というひと言をいわせたところ、いろいろなところで反響があったようなので(おもにヘンな…
ss16「アルザスの赤い花」初出:2007/06/15 無料配布冊子『DSS』収録 『MIA』のロケテスト会場となった秋葉原のゲームセンター「Hey」で配布した、期間限定ペーパー『デイリーセカンドサウスextra』用の連載小説第63回。連載小説といっても、このペーパー自…
『徹子の部屋』を思わせるBGMが流れる。 アッシュ 「ボンジュール、マダム・エ・ムッシュー。KDDIデザイニングスタジオへようこそ。きょうはこのボク――『KOFマキシマムインパクト レギュレーションA』の主人公であるこのボク、アッシュ・クリムゾンが、この…
ナレーション 「秋の足音が一歩一歩近づいてくるきょうこの頃、みなさんいかがおすごしでしょう? 今年の夏はいい思い出を作れましたか? これは、闘うことに青春のすべてを捧げた若者たちの、遅すぎる夏の切ない思い出のひとコマです……」 夏の終わりの夕方…
ss15「喧嘩百段! これがナニワの男意気じゃィ!」初出:2007/07/06 『MIA』公式サイト アーケード版『MIA』に電撃参戦を果たした『ファイターズヒストリー』シリーズの名物男、溝口誠のストーリー。某少年マンガにインスパイアされたとおぼしい濃すぎるキャ…
ss14「相棒」初出:2007/05/17 『MIA』公式サイト アーケード版『MIA』で追加されたブルー・マリー用のストーリー。全編の大半がバーでの会話、しかもその相手が同業者のセスということで、非常に地味で動きのない作品。ただし、エージェントという抽象的な…
ss13「爪痕」初出:2007/05/17 『MIA』公式サイト アーケード版『MIA』のキャラクター紹介のために必要になったテキストで、タイトル通り、ネイルアートが好きなアッシュ・クリムゾンをフィーチャーした作品。舞台がフランスではなく香港になっているのは、ラ…
ss12「變面」初出:2008/01/24 『MIA』特設サイト 『餓狼』勢に「難兄難弟」というストーリーがあるなら『龍虎』勢にも何かひとつ、ということで考えた話。『MI』にはリョウとユリのほかに2代目ミスター・カラテしか『龍虎』キャラが参戦していないため、非…
ss11「ラスベガス」初出:2008/01/10 『MIA』特設サイト 「カサブランカ」と対をなす1編。あちらが白い百合ならこちらは赤い薔薇でいこう、という単純な理由からラスベガスと命名した。「カサブランカ」同様、もとはKOF忘年会2006での生アフレコで演じられ…
ss10「カサブランカ」初出:2007/12/26 『MIA』特設サイト タイトルからも判る通り、東京ゲームショウ2006のSNKブースにておこなわれた『MI2』生アフレコのエピソードを短編として書き起こしたもの。基本的なストーリーラインは同じだが、各キャラのセリフ以…
ss09「風蕭蕭兮易水寒、壯士一去兮不復還。」初出:2007/06/08 『MIA』公式サイト 当初、コンシューマ版『MIA』のために必要になるということで書いたサイドストーリーだったが、雑誌などに掲載する新キャラクターのストーリーは、ストーリーモードがないぶ…
ss08「ICH KUSSE IHRE HAND,FRAULEIN ~お嬢さん、お手をどうぞ」初出:2008/08/31 『KOF MAXIMUM IMPACT REGULATION “A”POSITIVE WORKOUT』収録 これまでのサイドストーリーの中では随一の長さとなった作品。400字詰めの原稿用紙に換算すると90枚を超える。…
ss07「難兄難弟」初出:2007/12/06 『MIA』特設サイト 『餓狼伝説』の主人公であり、『MI』シリーズでもその存在感を発揮しているテリー・ボガード(ゲーム中ではワイルドウルフ)と、その弟でありながら、当時『KOF』から姿を消して久しかったアンディ・ボ…