『脱走組と落第組』 作品解説
2016年の6月6日、アルバとソワレの誕生日に合わせて書いた作品。無理矢理『MI』シリーズの時間軸に押し込めるとすれば、ソワレがまだ拉致されておらず、なおかつすでに京と面識があるということで、『1』と『2』の間ということになる。あるいはすべてに決着がついたあとかもしれない。
前半はギャングの仲間たちとのソワレの日常、後半は格闘家として世界が広がったアルバとソワレを描いているが、とにかく双子以外のキャラを出したかったので、この時点でサウスタウンにいてもおかしくなさそうなキャラをチョイスしている。パオパオカフェの便利さは最強。
ちなみに、タイトルにある脱走組とは施設を脱走したメイラ兄弟のことであり、留年というのはうんぬんかんぬん。『14』でどうなるのかよく判らないが、正直、留年ネタを引っ張るのもさすがにマンネリなので、もう京は卒業したことにしてもいいのではないか。時間が流れない世界だからダメか。