公式SS解説07
ss07「難兄難弟」
初出:2007/12/06 『MIA』特設サイト
『餓狼伝説』の主人公であり、『MI』シリーズでもその存在感を発揮しているテリー・ボガード(ゲーム中ではワイルドウルフ)と、その弟でありながら、当時『KOF』から姿を消して久しかったアンディ・ボガードとの対話を描いた作品。『MI2』になぜ彼が登場しなかったのか? ということをストーリー面からフォローしている。
ロックが成長したギース後の世界を描いた『MI』では、すでにアンディも30代の男性であり、護身術の道場の生徒たちとは別に、北斗丸に代表されるような弟子たちを数人持っていることになっているが、さりとて30代の舞を書くことがはばかられたため、今回は具体的な描写はしなかった。
作品中、テリーとアンディの会話の中に名前が何度か出てくるジョーの弟子のクアンは、旧SNKでお蔵入りとなった『餓狼MOW2』で登場が予定されていたキャラクター。ドット絵を見せてもらったことがあるが、なかなか可愛らしい少女である。
タイトルの「難兄難弟」とは中国の言葉で、読み方は「なんけいなんてい」。日本語的に読み下すと「兄たりがたく弟たりがたし」といったところだろうか。どちらがすぐれているか優劣をつけがたい、甲乙つけがたいというような意味であり、いうまでもなくテリーとアンディのボガード兄弟のことを指している。