Twitter愛の劇場 20151221 Act01
これは、2015年12月21日、『リアルバウト餓狼伝説』発売20周年をことほぐ日に、同じく誕生日を迎えたキム先生の、教育に情熱を傾ける姿を克明に記録したドキュメンタリーである。『KOF14』への参戦を祈願する意味を込め、ここにそのすべてを再構成する。
「私もきょうで51歳……きみとてもうすぐひとつ年を取るだろう。そろそろ自分の生き方を真剣に考えてみてもいいんじゃないか? なあ、ビリーくん」
「ビリーくん? おい、どこへ行ったんだ、ビリーくん!?」
「やれやれ……いつの間にか逃げ出していたか……だが、私はきみを見捨てないぞ!」
「はっはっは! 追いかけっこなら負けないぞ! 毎日最低10キロは走り込んでるからね、私は!」
「ここか、ビリーく……ンオア!? な、何だ、この大量のギターは!?」
「アラフィフにもなってパンクなどにうつつを抜かすなどと……! 男は黙ってムード歌謡だろう!」
「……ここにもいない、か……いったいどこへ姿をくらましたんだ?」
「しかし……ふむ、なかなかいい機械が揃っているな。1曲歌っていきたいところだが……」
ビリーの持つ機材に心惹かれるキム! ムード歌謡への誘惑に負け、彼はマイクを手にしてしまうのか!?
――つづく――